さいきんまた、ぽつぽつ小説のつづきを書き始めている。筆はどんどん遅くなる。
書いている途中、体験をするように感情が湧き上がることがあって、いまはそれを楽しみ、というか、その波が来ればいいのになとすがるように書き進めている。
それにはやはり、ひとりでぼーっとしている時間を長く持たないといけない。ひとりで暮らしているのだから容易に思われるかもしれないが、これが意外と難しい。つまりSNSのやりすぎである。物理的にはひとりであるが、ひとりでない。誰かとつながりつづけている。
露天風呂がよいのは、スマートフォンが手元にないこと。いつまででも長湯できること。ひとりでぼーっとできること。連休中はきっとどこに行っても混むのだろう。